飼い主と愛犬が似るって本当？

生活している環境やリズムが同じですから似てくることは自然な事かもしれませんが、実はワンちゃんとの出会いのタイミングにその秘密が隠れているかも？

人間は【単純接触効果】といって見慣れたものに愛着を持つ傾向があります。

この単純接触効果は化学的にも証明されており、ブリーダーさんやペットショップでワンちゃんに出会った時点で垂れ目や丸顔など自分自身や家族に似ているワンちゃんを選んでいたのかもしれません。まさに運命の出会いの瞬間です！

ワンちゃんの性格は年齢や犬種、子犬期の生活環境が大きく影響すると言われています。ですが飼い主さんとの生活で学習したこと、感じたことが性格に反映されていくこともあるそうです。穏やかで社交的、生活リズムが規則的、頑張り屋さん、など思い当たることはありませんか？一緒に過ごす時間が長く、大好きである飼い主さんの影響を受けることはごく自然な事。ご自身に似てきている、と思うと一層愛しくなりますね。もちろん生まれ持った性格もありますから、こんな所は似ているかも？と愛犬の性格を分析してみてくださいね！

ワンちゃん達は言葉こそ話すことはできませんが、ボディランゲージやアイコンタクトなど様々な方法で気持ちを教えてくれますよね。私たちがワンちゃんの感情を読み取れるように、ワンちゃん達も飼い主さんの気持ちをとても敏感に感じ取っています。自宅内の雰囲気や飼い主さんの口調、声のトーンなど以心伝心ポイントは様々！不思議なことに飼い主さんの不調が伝わってワンちゃんまで体調を壊してしまうようなことも。楽しい気持ちも悲しい気持ちも共有してくれる心強い存在ですね。

愛犬には常に元気でいてほしいもの。大切な家族ですからワンちゃんの体調不良はとても不安になってしまうかと思います。ですが飼い主さんが不安定な状況だとワンちゃんの体調も安定しない、という事があります。どのような時もパニックにならず落ち着いて対処していけるといいですね。

ワンちゃん達は飼い主さんの愛情の大きさや、不安、心配もしっかり理解できています。不安な時こそ優しい声掛けやアイコンタクトを忘れずに気持ちを通じ合わせる事を意識してみましょう。愛犬と支えあえる素敵な関係を築いてくださいね！